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大分の出生数5666人で過去最少 一方で婚姻件数は増加 見えた“課題”と“兆し”
県内でも少子化に歯止めがかかりません。 去年、県内で生まれた子どもの数は過去最少となりました。 街では、子育て世代から将来への不安や悩みの声が聞かれました。 県が3日に公表した人口動態統計によりますと、去年、県内で生まれた子どもの数は5666人で、前の年より291人減りました。 出生数は15年連続で減少し、過去最少を更新しました。 また、出生数から死亡数を差し引いた自然増減は、1万667人の減少となっていて、人口減少が続いています。 こうした状況について、街の子育て世代は―。 ■20代女性(妊娠9カ月): 「物価高が続いていて、経済的な不安はある」 ■30代男性(独身): 「女性も働いている人が増えている中で、子育ての時間や分担もひとつハードルになっている」 ■20代女性(子ども1歳): 「私も仕事をしているので、仕事をしながらだとなかなか大変だなと」 一方で、県内の婚姻件数は6年ぶりに増加しました。 出生数が過去最少となる中、少子化対策の課題を最新データから考えます。 去年、大分で生まれた子どもの数は過去最少となりました。 10年前はおよそ9000人でしたが、その後は減少が続き、去年は5666人。 この10年で3500人近く減っています。 子育て世代からはこんな声が聞かれました。 子どもが1人いる20代の女性は「子どもを預けて仕事に行けたり、育休中のキャリアを守ってくれる制度がほしい」。 現在妊娠中の20代の女性は「経済面で子どもを生むことを悩んだ。まずは生活を支える物価高対策に取り組んでほしい」と話していました。 経済的な不安や仕事との両立、子育て支援の充実を求める切実な声が聞かれています。 さらに、こんなデータもあります。 明治安田が0歳から6歳までの子どもがいる男女を対象に行った調査では、「2人目を望む」と答えた人は33.3%。 調査を始めた2018年以降で最も低くなりました。 理由として多く挙がったのが、年齢や将来の収入、生活費などへの不安です。 一方で、経済的な状況などが改善すれば「2人目を望めるようになる」と答えた人は、およそ7割に上りました。 さまざまな課題が見えてくる一方で、明るい兆しもあります。 県内の婚姻件数は去年3742組。 6年ぶりに増加し、前年からの増加率は3.7%と東京都に次いで全国2位となりました。 佐藤知事は「出会いのサポートから妊娠・出産・子育てまで切れ目のない支援に取り組みたい」としています。
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鉄輪温泉“蒸す文化”を体感 34の参加型プログラム「かんなわ蒸し通りずむ」開催中
別府市鉄輪で、食や温泉を楽しむイベントが始まりました。 湯けむりの街ならではの文化を満喫します。 4日から始まった「かんなわ蒸し通りずむ」今年で9回目を迎え、食や健康をテーマにした34のプログラムが企画されています。 ■新岡智昭アナウンサー: 「毎年人気を集めているプログラムのひとつがこちら、手作りのみそ作り体験です」 原料となる大豆は温泉の蒸気を使って6時間かけて地獄蒸しにします。 柔らかくなった大豆をビニールの上から丁寧につぶしていきます。 さらに麹と塩と合わせ、ムラがなくなるまで100回以上混ぜ合わせます。 ■別府市内から: 「地獄蒸しの大豆で作ったみそがすごくおいしいと聞いたから、気になって参加した」 ■大分市から: 「みそ作りは3回目か4回目なんですよ。自分で作った方が愛着(がある)」 参加費は5000円、この体験はきょうとあすも開催されていますが、すでに定員に達しているということです。 ■鉄輪ツーリズム 安波治子代表: 「季節の変わり目は、体がしんどくなる時期。体も心も元気になっていただくのが蒸し通りずむの使命です。たくさん鉄輪温泉に来てゆっくりしてほしい」 イベントは今月30日まで開かれています。 鉄輪に受け継がれる“蒸す文化”とは。 そもそも鉄輪は、鎌倉時代に一遍上人がむし湯を作り、温泉地としての礎を築いたとされています。 また、温泉の蒸気を使った地獄蒸しは、江戸時代から続く鉄輪の伝統文化です。 観光客にも人気の地獄蒸しですが、健康的な調理法としても知られています。 ミネラルを含む蒸気で食材を加熱するため、食材本来のうまみを引き出し、油を使わずヘルシーに仕上がるのが特徴です。 そんな鉄輪温泉で4日から始まった「蒸し通りずむ」。 期間中は34の参加型プログラムが企画されています。 例えば、日帰り湯治プラン。 入浴に加え、昼食やお菓子、お茶も付いて料金は3000円です。 温泉旅館の女将が湯治宿や外湯をガイドしてくれるツアーもあります。 さらに、21日には、目玉企画として鉄輪青空蒸しマルシェが開催されます。 生産者こだわりの野菜や魚介類を地獄蒸しで味わうことができ、この日は持ち込み料も無料になります。 6月は観光客が比較的少なくなる時期ですが、「蒸し通りずむ」を目当てに鉄輪を訪れる人が年々増えているそうです。 参加の申し込みはホームページで受け付けています。 イベントは今月30日までです。
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母親宅に放火し全焼 23歳息子に懲役3年・執行猶予5年判決 大分地裁
母親が住む家を全焼させた罪。息子に執行猶予付きの判決です。 判決によりますと、中津市の無職、森木蓮被告(23)は、2025年4月、母親が住む鉄骨2階建ての家に灯油をまいて火をつけて全焼させた現住建造物等放火の罪に問われています。 争点は、責任能力の程度と量刑で、弁護側はこれまで、「被告は犯行当時心神耗弱状態だった」として執行猶予付きの判決を求めていました。 5日の判決公判で、大分地裁の杉本正則裁判長は、「金銭の援助を断られた憤りなどを解消するための犯行で、発達障害などが与えた影響は限定的」とした一方、「放火の危険性は高いものの、当時、母親は不在でけが人が出ていない」などとして懲役3年、執行猶予5年を言い渡しました。
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南海トラフ地震を想定 県が総合防災訓練 関係機関が連携確認
南海トラフ地震を想定した県の総合防災訓練が、大分市で行われました。 訓練には、県や市町村、自衛隊、海上保安部など26の機関から約130人が参加しました。 宮崎県沖の日向灘を震源とする最大震度6強の地震で、津波による浸水被害が発生した想定です。 参加者は、ドローンによる支援物資の輸送や通信環境の復旧、避難所での感染症対策などについて、役割や手順を確認しました。 ■県生活環境部 秦幸良防災危機管理監: 「この訓練を通じて、関係機関の顔が見える関係の構築と、どのような任務があるのか情報共有ができた」 訓練には佐藤知事も参加し、被害状況の報告や対応方針を確認しました。 県は10月に、1000人規模の実働訓練を行う予定です。
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